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――今日は行けるだろうか……

毎朝、目が覚めるとまずそのことが頭に浮かぶ。
朝食の支度をしながら、ときどき隣室の息子の様子をそっとうかがう。

「もう7時すぎたよ」
「・・・」
「7時15分だよ」
「・・・」

時間の経過とともに、何度か声をかけるが、息子が起きてくる気配はない。

――やっぱり今日もだめか・・

心臓が、きゅーっとなる。
子どもが学校に行けないことがこんなにもつらいなんて、初めて知った。
「胸が痛む」とは、文字通り、心臓が痛いんだということも、初めて知った・・

わが子が学校に行けない、家から出られないという状況に陥ると、
親は青天のへきれきで、なぜうちの子が? とあせり、嘆き、原因を探り、
学校のせいなのか、自分のせいなのか、いったいどうすればよいのかと胸を痛めます。
この胸の痛みは独特で、経験者でなければわからないものです。

いま中学校では、不登校が約30人に1人、1クラスに1人の割合だと言われます。 
学校では少数派ですが、全国レベルでは何十万人もいます。
似た境遇で、同じような心の痛みを抱えた親御さんはたくさんいますし、
支援のノウハウをもつ専門家もいます。

ぜひ、1人で抱え込まずに、助けを求めてほしいのです。


とはいえ、不登校関連書は数多く出まわっていますし、
不登校専門カウンセラーや支援機関もたくさんあって、
何を頼ればいいのか、わからないかもしれませんね。

不登校支援を大きく分ければ、
復学することを最優先に考えて、積極的に介入するタイプと
子どもが自主的に動きだすことこそが肝心だと考える
「待ちましょう」タイプの2つがあります。

そのどちらであっても、子どもが順調に回復するケースと
回復できずに不登校が長期化するケースがあります。


その違いは、いったいどこにあるのでしょう?


お子さんが回復できるかどうかは、
じつは、親がどれだけ変われるか、にかかっているのです。

不登校になる要因で一番大きいのは、親の過干渉です。
本来、外でのストレスを解消し、心のエネルギーを充電するはずの家庭で、
親が子どもの気持ちをくむことなく、日々、不安から干渉しつづけると、
子どもはストレスをためこむばかりで、心のエネルギーを充電できず、
しだいに消耗していきます。

いま、あなたのお子さんは、心のエネルギーが半分以下に減っています。
だから、学校の集団ストレスに耐えられないのです。

怠けているのでも、逃げているのでもありません。 

「ほかの子は大丈夫なのに、なぜうちの子だけ?」

と疑問に思っていらっしゃるかもしれませんが、
ほかのお子さんは心のエネルギーが充分あって、日々のストレスに耐えられるのです。

だから、親御さんがまず目標とすべきは、お子さんを学校に行かせることではなく、
心のエネルギーを充分なレベルまで回復させる、ということなのです。


お子さんの心のエネルギーを回復させるのに最も有効なのは、
親御さんが、自分の中の不安を手放し、干渉をいっさいやめて、
すべてを子どもにまかせること。

つまり、親がまず根本的に思考と行動を変える必要があるのです。

逆説的なようですが、

「むりして学校に行かなくていいよ」

と心から言えるようになって初めて、
お子さんの回復が始まるのです。

ですから、親が「本気で変わる決意」をする必要があります。


とはいえ、人が変わるのは、そう簡単なことではありません。 
とくに心配症で過干渉気味の親御さんは、 ご自分では意識されていませんが、
自分の本当の気持ちを抑え込んで、親の支配に従ってきた方が多く、 
感情の抑圧が強いために、わが子の気持ちがなかなかわかりません。

そうした親御さんは、いわゆるアダルトチャイルドで、
「わたしだって我慢してきたのに、なぜあなたはできないの!」
というインナーチャイルドの怒りが前面に出やすいのですね。
そして、あくまで子どもをコントロールしようとしてしまいます。

ですから、親御さんにこそ、心の支えが必要なのです。

子どものころの満たされなかった感情を癒し、
アダルトチャイルドから、成熟したおとなの親へと変わることで、
初めてお子さんが安心して、回復しはじめるのです。


当サロンでは、同じ心痛を味わい、乗り越えてきたカウンセラーが、
親御さんのメンタルサポートをしています。 
おひとりで悩まずに、ぜひいちど、ご相談ください。



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