父親と母親どちらを選びましたか?

こんにちは、高橋リエです。
『潜在意識が変わると、現実が変わります!』をテーマに、私がカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」の初期のブログ内容を再編集してお届けします。
今回は、子どもの頃に父親と母親のどちらを選んだのかという事について、書いてみます。
父親と同じことをしていることに気づいた
さて、ぐるぐる思考が止まらなくて困っている方には、
「悩んでいる自分をちょっと離れたところから見ている、もうひとりの自分をつくってくださいね」
そうお伝えすることがよくあります。
NLPで言うところのディソシエート、
自分を外側から「俯瞰して見る」方法です。
そうすると、いろいろ気づくことがあるのですね。
いつだったか、わたしは、
「自分がいつも家でやってることって、これ、父親と同じだ!・・・ヤバイ!!」
そう気づきました。
父親と同じことをしてるといっても、
実際にやっていることは全然ちがうんですよ。
でも、家族にたいする姿勢とか、
家族に無意識に感じさせていることがほぼ同じ・・ということです。
無意識に親と同じになってるのって、ほんと、イヤですよね〜。
人は幼い時に周囲の大人をコピーする
どうやら人は幼いとき、生き延びるために
周囲のどの大人をコピーするか選ぶようです。
核家族で周囲に両親しか大人がいない場合、
たとえ本当はすごくイヤであっても、とにかくどちらかひとりを選んで、
「こっちのほうが好きだということにして、そのマネをして生き延びよう」
そう決めるのですね。
おかげでこれまで生き延びてきたのですから、
その戦略は大成功なんです!!
で、生き延びてるだけで満足できるなら、なんの問題もないわけですが・・。
家庭生活や社会生活で支障があって困っている場合、
自分が無意識に選んだ親の「弱いところ」を
やはり無意識にそのまま再現している可能性があります。
トラウマ反応までコピーすることもある

つまり、親のトラウマ反応をコピーしている、そんなことが、往々にしてあるのです。
わたしはどうやら、
母より父をマネるほうが生き延びるのに有利だと判断し、
父の生き方だけでなく、トラウマ反応のしかたまで
ぜーんぶ、マネしてしまっていたんです。
本当は、死ぬほど怖くてイヤだったのに、その人のコピーを完璧にしてるんですから
いやはや・・ですよね。
どうでしょうか?
思い当たること、ありませんか?
人は何でもコピーして生きる動物なんです。
そこに「いい悪い」はありません。ただただ、生き延びるため、です。
だから、なんかへんだなあと思うときは、自分がどっちの親の何をコピーしているのか、
ちょっと考えてみてくださいね。
無意識のままだと絶対変わりませんが、気づいて意識できれば、
行動を「コントロールする」という選択ができるからです。
ぜひ、やってみてくださいね〜!
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※当記事は、高橋リエがカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」から、人気記事を再編集して公開しています。
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「父親と母親どちらを選びましたか?」では、人は幼い時に無意識に大人のコピーをしていることについて話ています。1番多いのは身近にいる父親か母親になることが多いです。どういう事なのでしょうか?
ぜひご覧くださいね。
(音声だけ聴き流していただければ幸いです。)
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