親と関わるとどっと疲れたりしませんか?

こんにちは、高橋リエです。

『潜在意識が変わると、現実が変わります!』をテーマに、私がカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」の初期のブログ内容を再編集してお届けします。

今回は「親と関わるとどっと疲れたりしませんか?」というテーマで、書いてみます。

親に関わると疲れてしまう理由

たまの帰省で3泊もすると、消耗してしまって、自宅に戻ってから寝込んでしまう・・

親の電話に出て話を聞くだけで、どっと疲れる・・

そんなお客様が多いのですが、あなたはいかがでしょうか?

そこまで意識していなくても、実家にいるとなぜか居心地が悪くて1泊とか日帰りでさっさと帰ってしまう、そんな方もいるでしょう。

なぜそうなるのかというと・・

実家に帰ると、無意識のうちに子ども時代に我慢してきたさまざまな感情が浮上するから。

つまりトラウマ反応が起きてしまうから、なんです。

かつて我慢した感情とは

毒親育ちさんは幼い頃、親の気に入るようにしないと育ててもらえない! という恐怖感から、必死で親にしたがっていたことが多いのですね。

なので、もうりっぱな大人になっている今でも、親のそばにいると、かつて我慢した恐怖感が無意識にあがってきて、心身が緊張してしまいます。

だから居心地が悪いし、疲れるのですね。

また、母親のつまらないグチや他人の悪口を聞かされると、子どもの頃おとなしく聞いていたときに我慢していた感情が浮上してくるので、これまた過剰にイライラして、疲れます。

自分がしゃべるばかりで、こっちの話をろくに聞いていない親をみるだけでも、幼い頃「わたしは無視される!」と感じたときのトラウマ、これもじつは「怖かった」のですが、それが浮上して、身体が反応してしまいます。

そんなわけで、

本当はすごく怖かった
本当はグチや悪口を聞くのがイヤだった

そうした、何十年も前に我慢した感情が無意識にあがってきてしまうために、緊張したり、いや〜な感じがして、すごく消耗してしまうわけです。

過去の思い込みを意識化する

健全な反抗期があれば、そうしたトラウマ感情をある程度、思春期に発散させて解消できます。

でも、親が(無意識に)怖いと反抗期がないので、ずーっとためっぱなしになってしまい、大人になってから親の前で感じる負担感がとても大きくなるのだと思います。

なので、親とかかわるとどっと疲れるワケは、子ども時代の「我慢」が無意識に浮上するから。

かつてそれだけ我慢していた、ということなんです。

多くの人は、恐怖は感じないようマヒさせています。

そしてかわりにイライラします。

「本当はすごく怖かったんだ」と元の感情を意識化して、それを受け入れることで、何かがちょっと変わってくるかもしれません。

このように、わたしたちのあらゆる悩み、あらゆる反応は、すべて過去に原因があります。

現在の行動を制限しているのは、過去の「思い込み」なんですね。

ふつうはそんな思い込みがあることに気づけません。

原因である「無意識の思い込み」をあぶりだして、意識化するだけでも、現在が変わってきます。

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「お母さん、私を自由にして!」高橋 リエ著
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※当記事は、高橋リエがカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」から、人気記事を再編集して公開しています。

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