きょうだいのこと、どう思っていますか?

こんにちは、高橋リエです。
『潜在意識が変わると、現実が変わります!』をテーマに、私がカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」の初期のブログ内容を再編集してお届けします。
今回は「きょうだいのこと、どう思っていますか?」というテーマで、毒親さんのきょうだいの扱いの差について書いてみます。
毒親あるあるのパターン
ブログの記事に、こんなコメントをいただきました。
私の母は妹ばかり心配して、私のことは全く心配しません。
私にあまり関心がないようです。
妹も大変そうですが、心配されるならまだ愛されているようで
少し羨ましいです。
何か頼むときだけは、私にきます。
これも「毒親あるある」なんですね〜。
この方のお母さんは「お姉ちゃんは大丈夫だ」と思い込んだのです。
きっと、親の期待にがんばって応えていたのでしょう。
だから頼りにしていて、頼み事だけしてくるわけです。
で、イマイチ期待に応えられない(かどうかわかりませんが)妹さんが、母親の心配と過
干渉の対象になったのです。
わたしも親の見栄を満たすためにがんばってしまったので、親は満足して、まったく干渉
してきませんでした。
成績がいいとか、ちゃんと勉強しているように見える、そんな「形さえよければオッケ
ー」で、心の問題、感情の問題など考えたこともない人たちなので、形に満足すると、ま
ったく気づかわなくなります。
つねに自分の不安でイッパイイッパイだからです。
でもそれって、子どもからすると「放置」なんですよね・・
毒親はつねに不安にもとづいて行動している
毒親さんは、つねに不安にもとづいて行動していますから、心配して干渉してコントロー
ルしようとするか、安心して放置してしまうか、どちらかになります。
それ以外のかかわり方を知らない、ということです。
本当は、自分をマヒさせて親の期待に応えてがんばっている子どものほうが、心の闇は深
いのかもしれないのに。。
親に心配され、過干渉・コントロールされるのも、放置されるのも、どちらも子どもにと
ってはつらいこと。
心配は、愛情ではなく、親の不安の押しつけだからです。
母親に心配ばかりされれば、「わたしはダメなんだ」という「無意識の思い込み」が刷り
込まれますし、
母親に放置されれば「わたしは関心をもってもらえない」という「無意識の思い込み」が
刷り込まれます。
親が毒親だと子どものきょうだい仲もわるくなりがち
きょうだいがそろって親の期待に応えることはまれで、片方が過干渉され、片方が放置さ
れる、というパターンが多いです。
片方が親に服従し、片方が親を拒否する、というパターンもよくあります。
だから、きょうだい仲がぎくしゃくしたり疎遠になりがちなのですが、
「本当は、妹も(姉も)大変だったんだろうな・・」
そう思ってみてほしいのですね。
もちろん、男のきょうだいであっても同じです。
親が不安に囚われていて、心の交流や温かい気遣いができないと、子どものきょうだい仲
もわるくなりがち、というのは、とても残念な、悲しいことですよね・・
あなたはきょうだいのこと、どう感じていますか?
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※当記事は、高橋リエがカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」から、人気記事を再編集して公開しています。
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