自分の思考にダマされていませんか?

こんにちは、高橋リエです。

『潜在意識が変わると、現実が変わります!』をテーマに、私がカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」の初期のブログ内容を再編集してお届けします。

今回は、「思考のトリック」について書いてみます。

「思考のトリック」とは

この仕事をしていると、わたしたちの思考がいかにウソつきかを、日々、痛感させられます。

もちろん、ぶじに生き延びるために自分にウソをつくのであって、「ウソも方便」っていうやつなのですが。

よくあるのは、「かわいそう」と「罪悪感」です。

「お母さんに本心を言ったりしたら、かわいそう」

「母と距離をとろうとするたび、罪悪感を感じてしまう」

そんなお話をよくうかがいます。

これ、かな〜り、ひっかかるんですよね〜。

いい大人である母親に、なぜ本心が言えないのか、なぜ適切な距離がとれないのか、
本当の理由を探っていくと・・じつは、

「お母さんに本心を言ったりしたら、嫌われそうで怖い」

「距離をとることで、母親の機嫌をそこねるのが怖い」

ということなのですね。

この「怖い」を感じるのを避けるために、「かわいそう」だとか「私が悪いことをしてるんじゃないか」などの思考に逃げてしまうのです。

本当の感情に気づくことが必要

「母を傷つけるから本心を言えない」と考えている人も、ほんとうは、

「自分が何か言うと母に否定されて傷つけられる、それが怖くて言えない」だったりします。

また、母親が怖くて嫌いだった人ほど、父親を美化して、「お父さんはやさしくて大好きだった」と思っていたりします。

だれでも、親のどちらかは、好きでいたいからです。

でもじつは、父親は無責任な「ことなかれ主義」だった、

母親の理不尽な仕打ちから私を助けてくれなかった、

そんな悲しみが、しっかりトラウマになっていたりします。

ふつう女性は、夫に父親を投影しています。

だから、支配的な夫や、自分に味方してくれない夫に不満を抱いている場合、

じつは父親に同じ不満を感じていたことが多いのです。

でも、思考のトリックで、意識のうえではそう気づいていません。

わたしの経験では、より怖かった親のほうを「大好きだ」と思うことにする、

そんな思考のトリックが多いようです。

親にたいしてだけでなく、わたしたちは多くの事柄について、本当の感情(怖い、悲しい)にフタをして、思考で合理化しています。

それで生き延びてきたのですから、そのウソはちゃんと役にたっています。

でも、現実が何だかおかしなことになっているなら、

その思考のウソを見抜いて、本当の感情に気づく必要があるのですね。

どうでしょうか?

あなたは、自分の思考にダマされていませんか?

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お母さん、私を自由にして 高橋リエ
「お母さん、私を自由にして!」高橋 リエ著
単行本:224ページ
出版社:飛鳥新社
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※当記事は、高橋リエがカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」から、人気記事を再編集して公開しています。

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