ムカついたりイラっとくる本当の原因を知っていますか?

こんにちは、高橋リエです。
『潜在意識が変わると、現実が変わります!』をテーマに、私がカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」の初期のブログ内容を再編集してお届けします。
今回は「ムカついたりイラッとくる本当の原因を知っていますか?」というテーマで、書いてみます。
ムカついたり、イラっとした時の感情
人に何か言われて、ムカついたり、イラっとくることってありますよね?
バカにされた、軽んじられた、尊重されてない・・
そう感じて、落ち込む人もいますが、ムカついたり、激怒する人もいます。
無神経なことを言われたり、こちらの都合を無視されたり、わかっていることをしつこく言われたりしたときも、ムカっときたり、イラっとしやすいですよね。
ふつうはぐっと我慢しますが、内心では、
「なんであんなこと言われなくちゃいけないの!」
と相手にハラが立って、いや〜な気分が続くと思います。
「ムカつく〜!」と相手に意識を向けているかぎり、それはなかなかおさまりません。
場合によっては、「あの人とはもう二度と会わない!」と関係を切ってしまうかもしれません。
そうやって関係を壊すことをくり返してきた人も少なくないと思います。
でも、それって、けっこう不毛ですよね・・。
本当は自分が傷ついている

相手にムカムカやイライラを向けているかぎり、何も解決しないからです。
わたしがいつもお客様にお聞きするのは、
「そのとき、本当は何を感じていたんでしょうね?」
ということ。
じつは、そんなときはだれでも、ハラが立つ前に、自分が「傷ついています」。
そして無意識にトラウマ反応を起こしているのです。
「わたしはバカにされる」「わたしは尊重されない」
そんな「無意識の思い込み」がハラの中にあって、それが現実化しています。
そして、幼いころ、親に「バカにされた!」「わたしは尊重されないんだ・・」などと感じたとき、ひとりでぐっと我慢した感情が、無意識に浮上します。
そのモトの感情(トラウマ)は、悲しみだったり、恐怖だったりします。
「本当の感情」を感じたくないので、そこから逃げて自分を守るため、かわりに怒りを感じるのです。
怒りを「代理感情」として、使っているわけです。
トラウマを解放する
もう一つ、よくあるのが、本当は恐怖を感じているのだけれど、
私たちは、恐怖を感じると反射的に「戦うか、逃げるか」体勢になります、
そして、「戦う」を選ぶと、相手を攻撃したくなる、
それで反射的にムカっときたり、イラっとしたりするというワケ。
幼いころ、親に無神経なことばかり言われて悲しかった、
親にバカにされて見捨てられるんじゃないかと怖かった、
そんなトラウマが、じつはあなたの潜在意識にひそんでいます。
モトの感情であるトラウマに気づいて、解放できると、同じような状況になってももう「反応」しなくなり、ムカっときたりイラっとしたりしなくなります。
もし、したとしても、すぐおさまります。
本当の原因がわかっているからです。
不思議ですよね・・!
ムカついたりイラついたりする、そんな経験はみな、あなたの中にあるトラウマに気づくため。
相手は関係ありません。
なので、相手にハラを立てるのではなく、自分の中にいったいどんな思い込みやトラウマがあるのか。
そちらに意識を向けてみてほしいのですね。
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※当記事は、高橋リエがカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」から、人気記事を再編集して公開しています。
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