子どもの受験や就活で毒親がおかしくなるワケ
こんにちは、高橋リエです。
『潜在意識が変わると、現実が変わります!』をテーマに、私がカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」の初期のブログ内容を再編集してお届けします。
今回は「子どもの受験や就活で毒親がおかしくなるワケ」というテーマで、わたしの経験も交えて、子どもの受験や就活を前にした毒親さんについて書いています。
子どもの受験や就活前の毒親さんの行動
戦争の後遺症と、日本の学校の奇異さについては、興味深いご感想をいただいています。
なかに、こんな文章がありました。
「世の中は恐ろしいところだ」「負けたら死ぬんだ」
という言葉は、私が母のシナリオ(決め付け)から外れた行動をした時、
母が脅すように言ってきたセリフの一部でした。
つねに警戒する(心配性)、勝ち負けにこだわる(勝ち組志向)のも彼女の癖でした。
私も兄も受験や就活の時に彼女のこの癖に心身を揺さぶられ、一時期、精神状態が荒みました。
戦時中のトラウマのせいかな?と考えると、さほど腹が立たないかもしれませんね。
そうなんです!
毒親さんは神経が異常なので、子どもの受験や就職などの
大きなストレスがかかると、もちこたえられず、おかしくなります。
数年前に、こんなお客様がいらっしゃいました。
家を出るためがんばって就活しようとしていたのですが、すでに毒がまわってへろへろな状態で、思うように動けず、夜もろくに眠れないほどの苦しい状態でした。
ある晩、やっと寝付いたところ、お母さんがとつぜん部屋に入ってきて布団をひっぱがし、
「就活、ちゃんとやってるのっ!?」
と叫んだというのです。
時計を見ると、午前3時・・!
ほとんど気が狂ってますよね・・。
毒親さんたちは、子どもの受験や就活を前にすると
「世の中は恐ろしいところだ」「負けたら死ぬんだ」
という自律神経の警戒モードが極限状態に達し、苦しさのあまり、言動が狂気じみてきます。
毒親さんの苦しさと強迫観念
他人事みたいに書いていますが、実はわたしもそうでした。
子どもの受験が、ものすご〜〜〜く、苦しかったのです。
なぜこんなに苦しいのか、当時はわかりませんでしたが、「わたし、なんかおかしい!」とは思っていました。
狂気のような精神状態では、子どもの試練を見守り支えるなんて、どだい無理な話です。
だからこそ、毒親の決めゼリフ「あんたには無理!」が出たり、志望校のランクを下げさせようとしたりするわけです。
自分の神経がもたないので、少しでも安全確実な道を選ばせるのです。
その一方で、
「いい学校でなければ(生きていけない)」
「一生食いっぱぐれない職でなければ(生きていけない)」
という強迫観念も強いので、子どもは身動きがとれなくなります。
やれやれ・・ですね。
あるお客様は、高校受験を控えた息子さんに、
自分の不安から余計なことを言わないように、
「布団をかぶって、ひたすら寝て過ごしてました」
なんて、おっしゃっていました。
ちょっと極端ですが、でも息子さんにとっては、それがよかったようで、無事、合格したそうです。
毒親さんの対策
というわけで、わたしも含め、だれも好きで毒親をやってるわけではありません。
親が受験前の子どもに、とんでもないことを言ってくるのは、
いやがらせや意地悪ではなく、神経がおかしいんです。
親がヤバイ!という方はぜひ、そういう認識で毒親対策をしてくださいね。
いままさに、お子さんの受験で苦しい方もいるかもしれません。
どうか、結果をあれこれ考えないで、深呼吸をするなどして、自律神経をしずめ、身体をリラックスさせてください。
勝ち負けトラウマが反応しないよう、なるべく「いまここ」にいてお釈迦様になった気分でいてくださいね。
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※当記事は、高橋リエがカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」から、人気記事を再編集して公開しています。
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