子どもの友達関係を心配しすぎていませんか?
こんにちは、高橋リエです。
『潜在意識が変わると、現実が変わります!』をテーマに、私がカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」の初期のブログ内容を再編集してお届けします。
今回は多くの毒親さんが悩まれている「毒親さんは子どもの友達関係を心配しすぎていませんか?」というテーマで、書いてみます。
毒親さんは子どものお友達関係を心配しがち
わたしのお客様は、母親のことでお悩みの方ばかりではありません。
お子さんに問題が生じてしまっておつらい方もいます。
まだ問題が起きたわけではないけれど、子どものことが心配で心配でたまらず、つい干渉しすぎてしまう・・
そんなお悩みの方も少なくありません。
お子さんが学齢期の場合、ママの一番の心配のタネは、子どものお友達関係、です。
「今日はだれと遊ぶ約束をしてきただろう?」
(だれとも約束してなかったらどうしよう!)
そんな思いで、日々、戦々恐々としているママが、けっこうたくさんいらっしゃいます。
心配なのは子どものことではなく自分自身
子どもの問題にかぎらず、人のことで気になることは、じつはすべて「自分の中にある問題」。
だから子どもの友達関係が気になってしかたがない人は、ご自身が、
「人と仲良くしなければいけない」
「人に好かれなければいけない」
そんな強い思い込みに囚われています。
親からそう言われて育ったケースが多いですが、
「みんな一緒に!」「みんな仲良く!」
というのは、戦後の日本の学校教育のひとつの柱、でもありますよね。
だから、
「みんなと足並みそろえて、仲良くしなきゃいけない」
そう思い込んでいる人はたくさんいます。
そんな思い込みが人一倍強いと、自分が親になったとき、我が子のお友達関係が気になってしかたないし、
「お友達に嫌われてるのかも!」
なんて思ったらもう、いても立ってもいられなくなります。
子ども本人はたいして気にしていなくても、ママのほうが真っ青になっちゃうんですね。
つまり、ほんとうは、子どもが心配なのではなく、「自分が不安で死にそうになっている」だけ。
だって、もしそんな思い込みがなければ、子どもがひとりで過ごしていても、別に気になりませんから。
「これは子どもではなく、自分の問題なんだ」
まずはそう気づいてほしいのですね。
無意識の思い込みと恐怖を解放し、ありのままを認める
で、なぜ心配で死にそうになってしまうのかと言うと、たいていは、
「お友達に好かれて、仲良くしていないと、お母さんに怒られて、見捨てられる!」
そんな、幼いころ刷り込まれた無意識の思い込みと恐怖感が根っこにあるから。
親の無意識の恐怖感は、いずれ子どもにも伝染し、
「人に好かれるようにしなければ」
「みんなと同じにして、浮かないようにしなければ」
という強迫観念となって、
「KYと思われるのを怖れて本音を言わない」
そんな日本人を量産しているのだと思うのですね。
だから本当は、みんなと同じでなくていいし、みんなに好かれる必要などないのです。
もし、我が子が「自分」をしっかりもって自分らしく生きていけるようになってほしいなら、
大事なのは「お友達に好かれる」ことではなく、その子が自分をありのまま肯定できること。
そのためには、
親がその子をありのまま認める、
それが一番重要なのではないでしょうか?
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※当記事は、高橋リエがカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」から、人気記事を再編集して公開しています。
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「心配症・過干渉な親は、自分の心配をしているだけ」は、心配症・過干渉な親は子どもの為を思って、心配をしていると思っていますが、実は自分の心配をしているだけである事が多いのです。その事に親自身が気がついていない場合もある、という事についてお話しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
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