「本当の自分がわからない」そう感じていませんか？

こんにちは、高橋リエです。

『潜在意識が変わると、現実が変わります！』をテーマに、私がカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba（アメーバ）ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」の初期のブログ内容を再編集してお届けします。

今回は、「本当の自分がわからない」というテーマで書いてみます。

「本当の自分がわからない」ワケ

わたしのお客様には、

「自分が何をやりたいか、さっぱりわかりません」

そうおっしゃる方が多いです。

なかには、食べ物の好き嫌いすらわからないと

おっしゃる方もいます。

「ねばならない」の強迫観念と不安に突き動かされる

感情マヒの毒親のもとで、親に従って生きていると、

自分が何をどう感じているのかわからなくなります。

なので、自分が何をしたいかはもちろん、

自分がどういう人間なのかもわかりません。

わたし自身、いま思えば必死でサバイバルしてきて、

感情も感覚もマヒさせた完璧ゾンビ状態だったので、

「本当の自分」とか、考えたこともなかったです。

当然、やりたいこともわからないので、

最初に就職した会社は全然合わなくて地獄でした。

公私ともに「散々苦労」が続きましたが、

３０代で自立して１人暮らしを始めてしばらくして、

「あれ、わたしって本当は、今まで思ってた自分と

ぜんぜんちがう人間なのかも・・？？」

とハタと気づきました。

それまで自分は「協調性がある」と思っていましたが

「協調性なんて、全然ないじゃん！」と。

そのとき思ったのは、それまでの「自己像」は、

母親が勝手にイメージしていた優等生像だということ。

母親の「娘像」を自分だとカンチガイしていたのです。

毒親さんというのは、自分のことしか考えていないし

自分が親に認められることしか関心がないので、

子どものことはよく見ていません。

「母はわたしの食べ物の好みも知らないと思います」

そうおっしゃった方がいますが、

わが子がどういう人間か、ろくに知らないんですね。

「感じる」ことが本当の自分を取り戻す第一歩

さらに言えば、毒母の多くが自分の母親を絶対視する

「忠犬ハチ公」タイプ。

だから自分の娘もハチ公であるはずと思っていて

そうでないと激怒したりするんです。

娘もハチ公タイプであれば、眠り姫として

母親べったりでずっといくことでしょう。

とはいえ、だれだって、母親から

「あなたはハチよ」と言われて育てば、

自分はハチなんだなと思いますよね。

で、ハチのつもりで生きてきたけど、

何かのきっかけで、

あれ？なんかちがう？と気づきます。

母親とはちがう人生を、もっと自由に生きたい！

そう願っている「本当の自分」がいるのですが

長らく生き埋めだったせいで瀕死の状態なんですね。

というわけで、毒親育ちだと

「本当の自分がわからない」のがフツーです。

生き埋めになっている「本当の自分」に気づいたら

自分で掘り起こして蘇生させる必要があります。

どうでしょうか？

あなたの「本当の自分」は、

いまどんな状態でしょうか？

どうやって蘇生させるかは、

瀕死の度合いにもよると思いますが、

まずは自分がどう感じているかに気づくこと。

過去のくよくよや先の心配でいっぱいの頭を

いったんからっぽにして、

いま、わたしは何を感じているんだろう？

そちらに意識を向けてください。

感じるためには「いまここ」にいる必要があります。

見えるもの、聞こえること、触感や味わいなどを

じっくり感じてみてください。

そしてそれが自分にとってどうなのか、

しっかり感じてみてください。

「考えないで感じる」

それが「本当の自分」を取り戻す第一歩だと思います。

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