どんな悩み苦しみも、原因があって結果がある、それだけのことなんです①

こんにちは、高橋リエです。

『潜在意識が変わると、現実が変わります！』をテーマに、私がカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba（アメーバ）ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」の初期のブログ内容を再編集してお届けします。

今回は、「どんな悩み苦しみも、原因があって結果がある、それだけのことなんです」というテーマで、書いてみます。

都合の悪いことは「他の何か」のせいになっていませんか？

人はだれでも、自分を守りながら、日々、サバイバルしています。

毒親さんは、極端なサバイバル・モードなので、何があっても、「自分は正しい」と思い込んでいて、都合の悪いことはすべて、「ほかの何か」のせいにします。

思考回路が、完璧なサバイバル・モードなので、どんな情報が入っても、ガラガラポンで、同じ結論しか出てきません。

わたしたちも、無意識に、自分を守るため、そのように「思考」しがちです。

子どもの問題は、子どものせい、親のせい、夫のせい、学校のせい・・

自分の問題は、自分のせいか、親のせい、あるいは社会のせい・・

そして、「私は被害者、悪いのはあいつ、だれか助けて！」と考えます。

自分責めがクセの人も、「私が悪いんだ、だから私はこうなんだ」と、自分のせいにして落ち込みますが、本当の原因を見ないで、何かのせいにしている、という意味では同じなんです。

原因（トラウマ）があって、結果（現実の悩み）があるだけ

これってみんな、自分を守るのに必死な「チャイルドの思考」なんです。

どこまでも、「何かのせい」にしておきたい、のですね。

でも、被害者意識をもっているかぎり、残念ながら、何も変わりません。

ずーっと、被害者のまま、永遠に、悩み続けます。

本当は、何もかもすべて自分の問題で、自分の中に「原因」があります。

ごくシンプルに、「原因があって、結果がある」だけのこと。

それが「いい」とか「悪い」とか、ジャッジしても無意味です。

ただ、原因と結果が「ある」だけなのですから。

毒親育ちさんの場合は、「原因（トラウマ）があって、結果（現実の悩み）がある」。ただ、それだけのことなんですね。

大切なのはトラウマ感情に向き合うこと

じゃあ、なぜチャイルドは、必死になって「何かのせい」にしたがるのでしょう？

それは、本当の原因である、トラウマ感情（恐怖・悲しみ）を、絶対に見たくないから。
永遠に「なかったこと」にしておきたいから。

だから、ものすごい勢いで抵抗して、じゃまするんですね。

「あのつらさと向き合うくらいなら、人のせいにしたり、『私が悪いんだ』と悩みつづけるほうがマシ！」というわけ。

それほど、チャイルド（過去の自分）にとっては、つらいことだったのです。

「フタをしなければ生きていけない！」と思い込んでしまったのです。

でも、チャイルド（幼い自分）にとっては、死ぬほどつらい感情も、いまの大人の自分なら、ちゃんと受け止められます。

本当の原因であるトラウマ感情と向き合っても、生きていけるのです。

フタをしたままだからこそ、その中身が何度も繰り返し現実化し、トラウマが浮上し、苦しみをもたらします。

悩んだり苦しんだりするのは、フタの下にあるトラウマに気づきなさい、というサイン。

ぜひ、チャンスを生かしてくださいね。

後編はこちらです。

↓

どんな悩み苦しみも、原因と結果がある、それだけなんです②

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「自分責めや他人責めというジャッジをやめると、生きるのがラクになる！【人間の仕組み】」では、いやなことがあっても、本当の原因に気づいて、現実を変えることのほうが重要で、自分を責めたり、相手を責めたりするのは、まったくの無駄だ、というお話をしています。ジャッジをやめればモンモンと悩まなくなるので、ぜひ参考にしてください。

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