どんな悩み苦しみも、原因と結果がある、それだけなんです②

こんにちは、高橋リエです。

『潜在意識が変わると、現実が変わります!』をテーマに、私がカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」の初期のブログ内容を再編集してお届けします。

今回は、「どんな悩み苦しみも、原因があって結果がある、それだけのことなんです」というテーマで、書いています。

今回はその後編です。

前編はこちらです。↓↓↓

本当の「原因」を無意識に避けてしまう理由

前回のブログで、あらゆるお悩み・問題には、必ず「原因」がある、ただ、「原因と結果」があるだけなんですよ、とお伝えしました。

その本当の「原因」を、無意識に避けて、見ないようにして、「結果」ばかり気にして、右往左往して悩みつづける。

そして「私が悪いんだ」「親(夫)のせいだ」「子どもが心配だ〜」などとぐるぐる思考に、何年もムダに費やしている・・

それがまあ、ふつうですよね。わたしだって、思いっきり、そうでしたよ。

本当の原因は、チャイルドが見せないように猛烈に抵抗するので、自分では、なかなかたどりつけません。

だから、第三者のサポートが、とても有効なのですね。

あなたも生きるのをラクにしていきませんか?

トラウマケア集中講座を受講してくださっているお客様に、先日、こんなステキな「気づきと解放」がありました。


夜、夫がテレビを独占していて、子どもが「テレビが見たい」とぐずっても、
「早く寝かせてよ」と、非協力的。
それで無性にイライラしてしまい、翌朝になっても、夫にキツくあたってしまいました。
これは何なんでしょう?

という「お題」でした。(こういうお題を謎解きするのが、わたしは大好きなんです。)

ふつう、このイライラは、「夫が子どもにテレビを見せてやらないからだ」
とアタマで考えて、「夫のせい・夫が悪い」になりますよね。

でも、ぜんぜん、ちがうんですね。

夫にはたいてい、父親を投影していますので、お父さんのことを伺うと、「父も、テレビを独占していました」とのこと。

子どもの頃、お父さんに我慢してきた感情が、いま、夫に向けられているわけで、そちらに「本当の原因」があるのですね。

「じゃあ、子どもの頃は言えなかったけど、本当は、お父さんに言いたかったことを、口に出して(ひとりで)言ってみてください」

とお伝えしたところ、さっそく実行してくださいました。

その結果・・


「テレビばっかり見ていないで、もっと一緒に遊ぼうよ、寂しいよ、みんなバラバラじゃん」
という言葉が出てきて、バーっと涙が出てきました。

おお〜、見事に出てきました〜!

本当の原因は、「家族がみんなバラバラで、寂しい」という感情を、幼い頃からずっと我慢してきたこと、なのです。

それがトラウマになっていて、テレビが引き金になって、浮上したんです。

でも、「寂しい」はチャイルドが必死で見せないようにしているので、かわりに、イライラしたのです。

今回、本当の原因であるトラウマ感情を、少し解放できましたので、今後は、ご主人がテレビを独占しなくなるか、あるいは、テレビのことでイライラすることがなくなる、というふうに、現実が変わってくるかと思います。

「目の前の人は関係ない、本当の原因は、自分の中にある」

というのは、こういうことなのですね。

で、本当の原因のほうが解消すれば、イライラ・もやもやしなくなり、深刻だった問題も解決に向かい、毎日が、ラクになっていきます。

あなたも、こんなふうに、少しずつ、生きるのをラクにしていきませんか?

「本当の原因」はすべて自分の中にある

このお客様からは、その後こんなご報告もいただきました。


先生にお話を聞いて以来、あれから怒りが湧く度に、 「なんだろう」と今に戻り、考えるようになりました。

夫にも「最近、落ち着いているね」と言われています。

素晴らしいですね〜。

イライラも、もやもやも、いやな出来事も、グサっとくる一言も、すべて、自分の中に「本当の原因」があります。

そちらを探っていくことこそが、肝心なのですね。目の前の人や、出来事のせい、ではないんですよ。

これが腑に落ちると、現実の見え方が、変わってきます。

何が起ころうと、「これって、なんだろう?」と自分の内側に、意識を向けるようになるからです。

それが習慣になれば、もうムダに悩んだり、ぐるぐる思考にハマったりしなくなります。

自分が悪いんだ、とか、だれかのせい、だれかが心配、というのは、本当の問題とは関係ない、とわかってしまうからです。

現実は、あなたの潜在意識のあらわれ、です。

本当の原因は、つねに自分の中、自分の過去にあります。

あなたが、過去にまったく見聞きしたことのないことは、現実に起こりません。

潜在意識にないことは、現実化しないからです。

本当ですよ!

だからこそ、思春期前のお子さんには、思いやりをもって、いろいろ配慮してあげてほしいのですね。

テレビや映画などで見ることも、思春期前の子どもたちは、素直に真に受けてしまい、「世の中って、こうなんだ」と思い込んでしまうからです。だから、劣悪な内容のもの、暴力的なものは、見せてはいけないのです。

わたしもいま振り返ると、映画や小説の影響って、けっこうあるなあ、ってつくづく思います。

まあ、人間の適応力、「生きる力」って、とてもパワフルなので、そんなに神経質になる必要は、ありませんが。

どうでしょうか?

あなたの潜在意識には、どんな情報、どんな思い込みがつめこまれていますか?

現実をありのまま見れば、それがよくわかりますよ。

きづけない毒親 高橋リエ
「気づけない毒親」高橋 リエ著
単行本 : 192ページ
出版社 : 毎日新聞出版

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「現実の変え方、創り方」
「トラウマ解放 7つのポイント」

※当記事は、高橋リエがカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」から、人気記事を再編集して公開しています。

あなたのお悩みの「本当の原因」を知り、過去のトラウマと向き合って解放していくことで、自分の意識を変えていくと、現実が変わり、お悩みが解決していきます。

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