何をやっても変わらないのは、恐怖が手つかずだから

こんにちは、高橋リエです。

『潜在意識が変わると、現実が変わります!』をテーマに、私がカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」の初期のブログ内容を再編集してお届けします。

今回は、「何をやっても変わらないのは、恐怖が手つかずだから」というテーマで、書いてみます。

何をやっても変わらないと感じていませんか?

さて、あなたはひょっとしたら、

「これまで何年もかけて、いろんなセッションを受けてきて、たくさんお金も使ってきたけれど、結局、何も変わっていない。だからもう、カウンセリングを受けても無駄なんじゃないか」

そんなふうに、思っていたりしませんか?

ときどき、そういうお客様がいらっしゃるのですね。

男性でも、自己啓発の合宿に何度も参加したり、あれこれやってきて、よくなった部分もあるけれど、変わってないことも多い、なぜ?!

そう感じている方が、ときおり、いらっしゃいます。

おもだった心理療法は、すべて試してみたという方もいます。

そういう方たちが、共通して感じているのは、

「あれだけ、泣きわめいたり、怒りを出したり、いろいろやったのに、肝心なことは、何も変わってない!」

ということ。

だから、もう疲れてしまって、やる気がなくなっていたりもします。

問題が解決しない理由

そんなお客様に、いつもお伝えしているのが、

「おそらく、怒りや恨み、悲しみは出せたけれど、恐怖が、手つかずなのだと思いますよ」

ということなんです。

毒親育ちさんのお悩み、言い換えると、発達性トラウマの重い方の問題というのは、根っこが「恐怖」なんです。

もちろん、怒りや恨みや悲しみもためこんできましたので、それらを解放してきたのは、それはそれで、有意義なこと。

でも、肝心の、トラウマの恐怖が残っているから、問題が解決していない、というわけです。

「恐怖」に向き合う勇気と決意が必要

わたしがセッションで、いちばんよく言うことが、「本当は、怖いんですよ」という言葉です。

わたしたちは、「怖い」を感じないように、強く抑圧しますので、なかなかピンとこないですし、それも自然です。

でも、恐怖こそが、わたしたちの行動をしばる、最大の要因です。

頭でいくら考えてもダメで、抑圧してきた恐怖と向き合う勇気と決意がなにより肝心なんですよ、ということです。

そんなわけで、すでにいろいろやってみたけれど、何をやっても無駄なのかも・・

とあきらめかけている方は、ぜひ一度、自分の中の根深い恐怖に、意識を向けてみてくださいね。

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※当記事は、高橋リエがカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba(アメーバ)ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」から、人気記事を再編集して公開しています。

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