無意識に、親が認めてくれるのを待ってませんか？

こんにちは、高橋リエです。

『潜在意識が変わると、現実が変わります！』をテーマに、私がカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba（アメーバ）ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」の初期のブログ内容を再編集してお届けします。

今回は、「無意識に親が認めてくれるのを待ってませんか？」というテーマです。

毒親と子どもの関係

「母が言ってきたことは違うじゃないか！と怒りが込み上げてきたんです」

お客様からのご報告メールにこんなフレーズがありました。

母親のダメ出しで自己評価を下げていた

でもいろいろな記憶がよみがえると、ほめてくれた先生、評価してくれた大人はほかに何人もいた！　

そちらを信じればよかったのに！と気づいてハラが立ってきたのですね。

毒親はみな不安神経症ですから、つねに「警戒モード」で周囲を見張り、アラばかり見ています。

アラを見つけては不安になり、黙っていられずに、子どもにぶつけてくるので

それがダメ出し、否定となって、子どもの自尊心を下げるのです。

本当はお母さんが異常なのですが、子どもはそんなふうに考えられません。

なにしろ哺乳類である人間の子どもは、母親に気に入られなければ生きられない！と、本能的に思い込んでいます。

だから、親は自分を認めてくれない・・！と感じると、心底恐怖を覚えるのですね。

だから親に認めてもらうために必死でがんばろうとする

それが生き延びるためのサバイバル・プログラムとなります。

男女を問わず、いくつになってもこのプログラムに囚われている人はとてもたくさんいます。

がんばったかいあって、そこそこ認められたかも・・無意識にそう感じた子どもは、

居心地の悪い毒親の元をさっさと離れていきます。

毒親の元を離れられない理由とは

でもすでに毒親に神経をやられてがんばろうにもがんばれない、あるいは、がんばったけれど親に認めてもらえない・・

無意識にそう感じると、何が起こるかというと、

親元を離れられなくなります。

※自分が母親を支えなければいけないという、無意識の思い込みが強い人も親元を離れられません。

無意識の奥底に、親に認めてもらえないと生きられないという思い込みがあるため、怖くて自立ができないのです。

そうすると、悪循環が始まります。

毒母は際限なくアラ探しをし、親元から離れられない子どもは親の不安を毎日ぶつけられて、エネルギーをどんどん消耗するので、ますます家から出られなくなる・・

すべて無意識のプロセスですからなかなか自分では気づけません。

もし、自立したいのになぜか実家から出られない・・そんな思いがある方は、

無意識に、親が認めてくれるのを待っているのかもしれません。

でも残念ながら、あなたの親は不安神経症で、ありのままの子どもに安心して、心から認めることができないのです。

自分の人生を創っていくということ

家を出るエネルギーのある方はまず親から離れてみること、

そして、エネルギーを回復しながら自分で自分を認めてあげましょう。

あなたはもうじゅうぶんがんばってきたのです。

もし、がんばれなかったとしたら、それは親にエネルギーを奪われてきたからであなたは何も悪くありません。

もう幼い子どもではありませんから、サバイバル・プログラムは必要ないのです。

なんとなく怖いと思ってしまうのは、いまは不要な思い込みのせい。

もう大人ですから、親をアテにせずに、自分で自分の人生を創っていけるんですよ

どうでしょうか？

わたしはけっこうがんばってきた・・！そう思えてきましたか？

思い切って実家を出た方はみな、「すっごくらくになりました！」そう言っています。

わたしが家を出られないのは、親の呪縛のせいであって、自分のせいじゃないのかも・・

まずはそう思ってみてくださいね！

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