潜在意識が変わると、自然に行動が変わります！
こんにちは、高橋リエです。
今回は『潜在意識が変わると、自然に行動が変わります！』をテーマに、私がカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba（アメーバ）ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」のかなり初期のブログの内容を再編集してお届けします。
私のYouTubeチャンネルで「不安妄想より、ワクワク妄想して、現実を変えて願望実現しよう」「願望実現しない人はコレをやるといい【人間の仕組み】」という関連動画も配信しています。
「やりたいのにやれない、どうせうまくいかない」という思い込み
やりたいのにやれない、どうせやってもうまくいかない、
そんなふうに思ってしまうことについて、考えてみたいと思います。
実際のセッションでは、
「どうせうまくいかないし・・」
と思って、もやもやしてしまうときの体感をよく意識していただき、
その体感を手がかりに、
自分にブレーキをかけてしまうネガティブな思い込みが
いつ、どのように刷り込まれたかを探り出していきます。
そして、そのとき感じた感情、たいていは恐怖や怒り、悲しみを
しっかり感じて解放することで、ネガティブな思い込みを手放し
刷り込みを書き替える、ということをしていきます。
人によって具体的な刷り込み場面はちがってきますが、
おおまかにいえば、次のような状況が原因となっていることが多いです。
・母親がいつも話をちゃんと聞いてくれなかった
・何を言っても母親に否定された
・自分で考えて行動すると、母親に必ずダメ出しされた
・何かがうまくいったとき、母親が喜ばなかった
・何事も母親に助けてもらうと母親がうれしそうだった
などなど、いろいろありますが、
刷り込み場面はどれも日常的な、ちょっとしたことだったりします。
多くは７、８歳くらいまでにそのようなことを何度か経験すると
「そうか、自分でやったらだめなんだ」
という思い込みが潜在意識に刷り込まれます。
幼い子どもにとって、母親は絶対的な存在だからです。
潜在意識に刷り込まれることの弊害
潜在意識に刷り込まれているので、ふだん自分で意識できません。
わたしたちの思考や行動は、潜在意識が支配していますので、
自分にそんな思い込みがあるとは気づかないまま、
無意識的に自分にブレーキをかけてしまい、それで、
やりたいと思ってるのにやれない、
という状況になるわけです。
もちろん母親は、自分の子どもがやりたいことができなくなるようにしようなどとは思っていません。
でも、母親にもさまざまなネガティブな思い込みがあります。
子どもの成長を素直に喜べない、
何でも自分の言う通りにさせたい、
自分がいつまでも必要とされたい、
そんなふうに無意識に思っていると、上記のような場面が日常的にくり返されてしまうのです。
潜在意識が変わると、行動が変わる
だれでもネガティブな思い込みを多かれ少なかれもっていますが、それを意識化し、刷り込まれた場面で感じた感情を解放することで、思い込みを手放すことができます。
そして、潜在意識が変わると、行動が変わってくるのです。
感情にしても、潜在意識にしても目に見えないものなので、
変わったかどうか、どうしたらわかるんだろう？
そう思いますよね。
どこでわかるかというと、ひとつは体感です。
トラウマの恐怖が解放されていくとからだから緊張がとれてきて、
肩や首のあたりがぐっとラクになります。
悲しみが解放されれば胸が軽くなり、怒りが解放されれば、
頭や首の後ろがすっきりします。
気づいたら、不安やイライラを感じることが激減していた、
そういう気づきもあるでしょう。
もうひとつは、
行動が変わり、現実が変わる、
ということです。
いつも気になっていながらやれていなかった課題を、すんなりやれるようになった、
急に掃除がしたくなって、家じゅうをきれいにした、
食べ物の嗜好が変わった、
買い物ばかりしていたのが、ぜんぜん買わなくなった、
人間関係が変わってきて、親しくつきあう人が変わった、
いままでいなかったタイプの人が人生に登場してきた、
自然にダイエットできた・・
などなど、さまざまな変化が現実に起こります。
気をつけていないと潜在意識が変わったせいだとは気づかないかもしれません。
でも、潜在意識が変わると、かならず行動が変わるのです。
行動が変わる前には、自然に思考も変わっていることでしょう。
以前は何でもネガティブに考えていたのにいつのまにか、何につけてもポジティブに考えるようになった、そう気づくかもしれません。
過去に感じて抑圧したネガティブなトラウマ感情や、
子ども時代に刷り込まれたネガティブな思い込み、
それらがなくなっていくことで、
過去にとらわれることなく、「いま、ここ」の現実に、
素直に向き合えるようになるのですね。
そして、本来の自分自身を取り戻し自分らしく生きることができるようになる、そう思っています。
<関連書籍>
出版社：飛鳥新社
※当記事は、高橋リエがカウンセラーとして活動を始めた当初より綴っている、Ameba（アメーバ）ブログ 「毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング」から、人気記事を再編集して公開しています。
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